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品質管理について

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品質確保への対応

1. クリーンな作業環境を確保
  • 1) 空気圧の勾配によるクリーン度維持。陽圧設定:エリア(下図)D>C>B,E,A
  • 2) エアシャワー(下図赤色)、エアロック※(下図緑色)によるクリーン度を維持します。
    FからAへの搬入および入室はエアシャワー経由、AからFへの退室はエアロックを経由します。
    BからCへの洗濯物搬入はエアロックを経由します。
    DからEへのコンテナ移動はエアロックを経由します。
    ※:両側の扉は同時には開かない仕組みを採用しています。

工場平面図

工場平面図

2. 洗剤、洗濯水/すすぎ水の管理
  • 洗剤:
    無塵衣用洗剤(成分ノニオン性界面活性剤等の混合物)洗剤残留試験を実施し、人体や製品に影響を与えるような残留が無いことを確認しています。
  • 洗濯水:
    工業用濾過水を活性炭処理、軟水処理、次亜塩素酸による殺菌処理した温水(約40℃)を使用。(稼働日作業前に塩素濃度測定管理)
  • 最終すすぎ水:
    紫外線殺菌、イオン交換樹脂、UF膜を通した純水を使用します。(稼働日作業前に導電率測定管理) また、洗濯水、すすぎ水ともに毎月菌発生等の水質検査実施、確認。なお、洗濯時、同一洗濯槽内に同一会社の製品(衣服)のみ入れて洗濯することにより万一の交差汚染を防止します。
3. 減菌方法
高圧蒸気滅菌。
121℃以上、20分以上の条件で滅菌されていることをチャートで確認保証します。 使用する蒸気は、最終すすぎ水と同じ純水を使用しています。 滅菌バリデーションを年1回実施しています(3年に1回は生菌数確認試験も実施)。
4. トレーサビリティ
各製品の納品日が分かれば、記録書から、何時どの洗濯機、乾燥機、滅菌機で仕上げたものかを特定することが可能です。